• 2014年9月 2日
  • 1. New book info

新刊『かげのひこうき』について聞きました。

五味太郎アネックス事務局・オクダです。
今回は、最新刊『かげのひこうき』について、五味さんに創作秘話を聞いてみました。

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(あらすじ)※偕成社HPより引用
ひこうきがとんでいます。ひこうきの下には、大きなかげ。ひこうきのかげに入ると、あれ、かげのひこうきにのせられてしまいました! かげのひこうきは、たくさんの人やどうぶつをのせて、海をこえてとんでいきます。 さて、どこまでいくのでしょうか...?


―(オクダ)今回の絵本を書いたキッカケは?

(五味さん) ずいぶんと昔に、モロッコに行ったときにさ、飛行場に飛行機が1機しかとまってなくて。そしたら向こうの空から小型機が一機飛んできて、その影の中に自分自身が入ったんだよな。あ~、面白いって。じつは、このことは、今回の絵本を書き終えてから思い出したんだけど。

いつも絵本を書いていて、あ、まだこういうのも書けるんだって思うことがあるのね。最近は、いっぱいいろんなものが出てくるのが書きたいなと思っていて、実際書き始めてみると、今までどおりの絵本のストーリーの作り方っていう感覚でいけそうだな、と。

―今回の絵本でもつじつまが合わないというか、奇想天外なことが起こりますけど、改めて絵本ってどういう表現媒体なんでしょう?

絵本じゃないとできない遊びってあるんだよね。絵本のストーリーを文章で書いても面白くないじゃない。絵本の良さってさ、絵本で書くからこそ成り立つ世界なんだね。(理屈にしたら成立していないんだけど。)
ひるがえって、芝居でも音楽でも文章でも表現できない、絵本じゃなければ表現できないもの、というのをいつもオレは考えているね。そういうのが好きなんだね。逆の言い方をすると、ある表現を文章で書いても面白いストーリーだなって思うことは、あまり絵本にしないようにしている。

絵本を書き始めてから、ヘンな感じになっていくっていうのが好きね。ヘンっていうのは、登場人物たちが勝手に動き出していくっていうことだね。今回も、飛行機に乗る少年もいれば乗らないオジサンもいる。なぜ乗らないかって、オジサンに聞いてみないと分からない。これが楽しいんだね。

ガキってさ、絵本の細かいところまでものすごく読み込んで、読み落とさないんだよね。あるタイプの子はね。もちろん興味なくて、さらっと目を通すだけで終わる子もいるけどさ。でも、そういう差も面白いんだよね。
オレはさ、"絵好き"なんで、きっと同じ趣味のヤツがいるんじゃないかと期待しているのが楽しいね。(了) ※2014年8月26日、五味さんアトリエにて。

※五味さん自身のコメントはこちらに掲載。

『かげのひこうき』 発行:偕成社


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