• 2011年1月15日
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中国・南京 五味さん講演会同行記

五味太郎アネックス事務局・オクダです。
ツイッターで少しつぶやきましたが、昨年末、五味さんが中国・南京で講演を行いました!残念ながら、不肖オクダ、同行する願いは叶いませんでしたが、ほかに同行された方が、その模様をレポートしてくれましたので、ここにご紹介させていただきます。

(以下、同行者よる報告です)
IMG_0853_1.jpg昨年12月に、中国・南京にて、五味太郎講演会が行われました。
台湾の出版社「信誼(Hsin Yi)基金會」が、中国本土での活動の第一弾として、第1回Hsin Yi Picture Book Awardを南京で開催するにあたり、賞のプレゼンターとして五味さんを招いたことが事の始まり。
信誼は、すでに台湾で「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」「バスがきた」「らくがき絵本」などを翻訳出版しており、それらの本がお気に入りだという信誼代表の張氏じきじきに、台湾および中国本土の若いアーティスト、絵本作家を目指す人たちへ、"世界的絵本作家"の五味太郎からなにかコメントをしてもらえないだろうか......という依頼が寄せられたわけです。

IMG_0855_1.jpg

12月19日、Picture Awardの授賞式に先立ち、まずは教育関係者や母親、父親たちを対象に、日本創意図画本大師五味太郎先生父母講座が、超モダン建築の南京図書館の一室で開かれました。タイトルは「孩子最大!(子供はすごい!)」
例によって教育問題に悩む多くの親たちを相手に、
「子どもはとにかくすごい能力をすでにもっている。それを信じられない大人は教育に失敗するよ」
と、ガツン。そして、
「子どもって、なんて絵が読めるんだろうとびっくりする」
と、すばらしい絵本の読み手であり、さらには、呼吸するのと同じように肉体的に絵を描ける子どもたちの能力について、たっぷりと語りました。

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翌20日は、賞の受賞者、応募者も含む、その道を目指す人たちを対象に、「図画本何其大!(絵本はすごい!)」と題した講演会。
「すべてのことは絵本で描ける」
という野望を持っていること、
「暮らしの中で何か興味深いことがあると、『これは本になるかなあ』といつも考えている」
ことなど、自らの絵本制作の原点らしき気分を語ることから始まりました。そして、
「僕は5日間あれば絵本1冊描ける。ある程度、描くスピードは大切」、
「絵本には流れがある。気持ちが滞りなく流れていくということがとっても大事なことだから、そのことについてはちょっと努力する」、
「この仕事の面白さは、自分に期待すること」、
「僕が描こうとしている絵本は、子どものための実用書ではない」、
「必要ではないから価値がある。それがアート」
......
と、通訳をはさみながらも次々と繰り出される五味トークに、聴衆はやや混乱しつつも、どんどんヒートアップ。ときおり笑い声もおこり、質問が次々と寄せられ、五味さんの苦手な起きたての午前中だというのに、大いに盛り上りました。

IMG_0863_1.jpg

講演会後の五味さんの感想:
「まず、通訳を介して話すという体験はほとんど初めてだったんで......やりにくいよなあ、自分がどこまで話したか次まで覚えておくだけで精一杯だったよ。でも面白い体験だった。これもいつか絵本で描けるかもね......ということはさておいても、みんな熱心に聞いてくれてたし、なんか30年前の日本って感じだったなあ」

ちなみにPicture Awardでは、4組の新人作家の作品が選ばれ、そのうちの1人に五味さんから賞状が渡されました。授賞式後の懇談ディナーでは、主催者および来賓(つまり賞を選出する側)の円卓に招かれていた五味さんですが、どうも受賞した若者たちが集う隣の卓のほうが気になる様子、途中でさっそく抜け出して隣の卓に混じり入り、「とにかく、どんどん描くこと! いっぱい描くことだよ!」と、激を飛ばしていました。(了)

■報告:同行者 内海陽子


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