• 2009年5月 5日
  • 質問シリーズ

質問シリーズ その1「子育ての成功&失敗論」

アネックス事務局オクダです。
五味さんと話していたら、「親のことを子どもが心配してくれたら、とりあえず子育ては成功だ」ということを言っていました。僕も小学生の娘2人を持つ親の一人。ちょっと新鮮な意見です。
これから、このブログで、僕が五味さんとの会話のなかで思った「?」と五味さん流回答を紹介していきたいと思います。


―(オクダ) 「子どもが親を心配すれば子育ては成功」ってどういうことでしょうか?

(五味さん)その文字どおり、子どもが親を心配するようになったら、育児はうまくいったってことだよ。

― もう少し具体的にお願いします。

逆を言ったらわかるかな。いつまで経っても親が子どもを心配している状況を考えてごらん。ずーっと子どもが心配で仕方ないって。
もしかしたら、そのお母さんは60才を過ぎていて、子どももとうに30才を越えているとか。
どちらも特別な理由がないのに、子どもは親にメシの面倒を見てもらい、親はいつでも子どもを心配している・・・。
これは、明らかに子育てに失敗したんだよ。

― う~ん、なるほど。

「いつも子どものことが心配で、心配で・・・」なんて言っている親は、子どもが育たないんだよ。子どもも慣れてきちゃうからね。いつも心配されていたいな、かまってほしいな、なんてね。

― 五味さんちはどうなんですか?

ウチなんて大成功だよ(笑)。娘が6年生の時くらいから「太郎、大丈夫?」なんて言って、オレのことを気にかけてくれてたもんね。

― ハハハ。

これはどういうことかというと、少なくとも子どもがオトナっぽく振る舞っているってことではなくて、子ども自身も親がピンチだと自分もピンチになるってことを認識しているということだ。つまり親がヤバいとメシも寝るところもつまり自分の生活がヤバくなるってことを知ってるんだな。だから、親を心配するようになる。
また、ある程度子どもが大人になって、自分に余裕が出てきても、親を心配するようになるけどね。

― ということは、子どもが「親にもピンチがあるし、いつも完ペキではない」ということに気づいてくれることが大事なんですね。

そう、その通り。そうした風になれば、子ども自身を、そういった全体を見渡す能力のある、穏やかな人格に育てることができたと思っていいわけよ。そういった風に子どもを見守ってきてやれたってね。

― 五味さんは、今でも心配されるんですか?

ウチは、いまだに変わらないよ。現在長女はロンドンに住んでいる。もう30を過ぎているけど。時々電話してきて、あいかわらず「太郎、大丈夫?」って。「えー、おかげ様で。そっちは?」「うん、元気! 会社はつぶれたけど(笑)」なんて、明るくやってるもんね。


ウチは、まだまだ"僕やカミさんが"心配する側です。早く心配されるようになりたいなあ。(了)

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